TOP > テキスト目次 > 「マインドル」は面白いなぁ。



◆◆ 思ったこと: ◆◆

        「マインドル」は面白いなぁ。
        出来上がったα版を ちまちまとプレイしてるわけですが、
        なんですか、これ。めちゃくちゃ面白いじゃないですか。
        世の中にこんなゲームがあったなんて。このゲームを考えた人は天才ですね。
        
        冷静に考える。
        いや私冷静ですよ。充分冷静です。
        じゃなくて、もうちょっと、アラ探しをするつもりで見てみましょうよ。
        
        一回の試合の手数が、わりと短い。
        盤のサイズは9×9で、開始直後は広く感じるんですけど、
        すぐにマス目が埋まる。あまり長い勝負にはならない。
        だから手軽、とも言えるのですが、試合の展開に、ワビサビが少ない。
        起承転結というのでしょうか。いわゆる「序盤、中盤、終盤」のようなもの。
        もちろん、そういうスキーマで解釈しようとすれば、できるんですけど、
        あんまりそういう感じじゃない感じがします。
        
        だとして、ここで考えるべきことは何か?
        
        ・なぜそうなのか?
        ・それは悪いことなのか?
        ・解決策
        
        
        
        もっと大きい盤を使うことにすれば、勝負がつくまでの手数そのものは伸びるはず。
        ですが、盤のサイズはこれ以上大きくできない。
        手の選択肢が増えて、AIの処理ができなくなってしまう。
        
        人間の感覚だと、そんなに選択肢が膨大って感じはしないんですけど、
        コンピューター的に列挙してみると、序盤の1手で 大体 1500通りぐらいある。
        1手で 1500通りだから、2手読むだけで、えっと? もう知らない知らない!
        
        技術的には、取り組みがいのあるところかなとは思うのですけど、
        じゃあ、盤のサイズは、もっと大きくないと、ゲームとしてダメダメなの? と言えば、
        そういうわけでもない。
        サイズとしては、今ぐらいで多分ちょうどいい。技術なんて停滞させとけ。