レンタルDVD、マンガ喫茶、エミュレータ、図書館、ああ、キリがない。ああキリがない。
        よりどりみどりだけど、本当に観たいものが１つもないと気づく。
        
        スーパーに行くと食材がたくさんある。
        だけど、別に食べたいものがないと気づく。
        とは言え、何も食べずにいると気が滅入ってくる。
        気が滅入ってくるから食べたい気分が失せていくのか、
        食べずにいるから気が滅入ってくるのか？
        いつまでもカラのかごを持って店内を歩き回っていると万引き犯の疑いをかけられてしまう。
        それは困るから、食べるのが簡単そうなものを選んで会計を済ませて店を出る。
        結局、何のために買い物をしたの？ 万引き犯じゃないことを主張するため？
        ともかく、食べ物を買ったからには、腐らないうちに食べなければならない。また義務が発生した。
        あと何回、こんなことを繰り返さないといけないのでしょう？
        
        
        
        > レンタルDVD、マンガ喫茶、エミュレータ、図書館、ああ、キリがない。ああキリがない。
        
        図書館の場合は少し違う意味もありますね。
        本がたくさんあって、いくら読んでも、知らないことが無限にある絶望感。
        無限にある知らないこと、を目の前にして、その中から１冊の本を手に取って読むことの無意味さ。
        １冊をちまちま読んでる間に、どんどん出遅れていく感じがする。
        同時に全部の本を読めたらいいのに。
        
        超能力か何かで、本の背表紙を見ただけで、その本の内容が理解できたらいいのかな。
        そしたら、本棚をざーっと眺めて、ごちそうさま。
        そんな感じで全国の図書館を行脚してみるのも悪くないかもですね。きゃあ楽しそう。誰か連れてって。