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◆◆ 思ったこと: ◆◆

        久しぶりにキングオブファイターズ94 を やってたんですが、
        なんだか、全然、よくわかりませんでした。
        勝てる勝てないじゃなくて、
        「よくわからない」
        何のゲームなのか? 何を がんばれば 勝てるようになるゲームなのか?
        
        昔、よくゲームセンターでやってたんですが、
        そのときは、そういう疑問は感じませんでした。
        勝てる勝てないで言えば、昔も下手だったんですが、
        何のゲームなのか? という上記のような疑問は感じていなかったように思います。
        「"格闘" なんだから、強い方が勝つんだろう。負けるのは下手だからだろう」
        というぐらいの、素朴な理解の仕方をしてたのかもしれません。
        
        
        > 何のゲームなのか? 何を がんばれば 勝てるようになるゲームなのか?
        
        今回やってみて感じたのは、つまり、
        攻撃が当たったり、ガードされたりしたとき、
        「なぜ当たったのか?」「なぜガードされたのか?」
        それがわからない。
        
        > 「なぜ当たったのか?」「なぜガードされたのか?」
        
        飛び道具を持っているキャラが相手のときには、比較的、わかりやすいですね。
        相手が飛び道具を撃つ動作に反応して、ジャンプ攻撃を当てる。
        つまり、相手飛び道具を撃った瞬間=攻撃をしていい瞬間、というわけです。
        
        飛び道具を持ってないキャラが相手のときには、もう全然、わからない。
        いつ、攻撃していい、のか? いつ、攻撃してはいけない、のか?
        それで負けたときには、なにか、よくわからない理由で罰を受けているような、そんな印象。
        勝てたときにも、CPU が気まぐれを起こして、ガードしないでくれたから勝てた、そんな印象。
        
        CPU戦しか してないからでしょうか。対人戦だと、そうでもないんでしょうか?
        根本的には同じなんじゃないのかな。どうなんでしょう。
        
        
        > 相手が飛び道具を撃つ動作に反応して、ジャンプ攻撃を当てる。
        
        必殺技の名前を叫ぶ、という演出がありますよね。
        あれは、反応しやすいようにするための、重要な要素だったりするのかもしれないですね。
        
        「こおーけん!」とか「サイコぼーる!」とかは、反応しやすいんですけど、
        「フンッ!」とか「くらぇぃ!」とかだと、なんだか全然、反応できません。
        通常技を出したときにも、そういう掛け声を出したりするせいでしょうか。紛らわしい。
        
        
        結局、格闘ゲームって、「何のゲーム」だったのでしょう?
        
        思わず過去形で言ってしまいましたけど、今でも格闘ゲームってあるんでしょうか。
        
        
        
        > 「"格闘" なんだから、強い方が勝つんだろう。負けるのは下手だからだろう」
        > というぐらいの、素朴な理解の仕方をしてたのかもしれません。
        
        必殺技のコマンド入力が上手になれば、勝てる、というふうに思ってたこともありました。
        実際はそういうゲームというわけでもない、ということはすぐに気づいたわけですが、
        当時は「だからこそ奥が深いゲームなのだ」というふうに思っていたように思います。
        しかし今回やってみると、
        せっかく難しいコマンド入力を成功させたのに、
        なんで当たってくれないのか? なんで反撃されなきゃいけないのか?
        成功したはずなのに、罰を受けなきゃならない理不尽さ。
        そういう印象を、強く感じてしまいました。
        
        同じものに対して、真逆の印象を感じた。
        「"格闘" なんだから」という部分に、説得力を感じるかどうか、という違いでしょうか?
        
        平たく言ってしまえば、やる気があるかどうか、という程度の言い方になるのでしょうか。
        今回、確かに、やる気は、あんまりなかった。なかったのかよ。