TOP > テキスト目次 > > 気持ちが、気持ちに、ついていかない。



◆◆ 思ったこと: ◆◆

        
        > 気持ちが、気持ちに、ついていかない。
        > ん? 前者が、どっちで、後者が、どっち?
        
        人間の心に関する語彙が、圧倒的に不足している気がします。
        
        日本語のせいですか? 私のせいですか?
        
        もしかすると、たとえば、英語には、人の心を表現する、きめこまやかな語彙が、あるのかもしれないけれど、
        私がそれを受け取ることができないのは、
        私の頭が、根本的に日本語だから、ということでしょうか。
        
        それはきっと、どの言語を学んでも、
        それを学ぶのが、この私、で、ある限り、
        この私、の頭、に、入る、もの、しか、見えてこない、のだろうと、思うと同時に、
        言語の特質が、
        「この私、の頭、に、入る、もの」
        の範囲を、
        変形させてくれないかな、
        という期待も、
        期待ぐらいは、してもいいですか? いいですよね? うん、いいよ。やったー!
        
        
        
        言葉は、その社会での、人々の間での、取り交わしの、お約束、
        を反映したもの、
        だとすると、
        
        「人々の間での、取り交わし」
                  と
        1人1人の「この私自身」
                  が
             乖離している、
        
        ということでしょうか。
        
        というより、その両者が、一致する、わけが、ないのですよね。
        一致しなければならない理由が、一個もない。
        
        
        だから、他人と関われば関わるほど、
        見失ってしまうものがあるのだと思います。
        思います? その程度でいいの?
        
        見失ってしまうものがあるのだ! うがー!
        
        
        よいことは1人でするもの。わるいことは多人数でするもの。
        
        心を置き去りにして、空気を読んで、戦争をする。
        心を置き去りにして、空気を読んで、級友の靴を隠す。