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◆◆ 思ったこと: ◆◆

        以前は宇宙人はいると思ってましたが、最近はいないような気がしてきました。
        
        宇宙人がいると思うのはどうしてか?
        宇宙は広いのだから、どこかにはいるはず。だって宇宙は広いのだから。なにしろ宇宙は広いのだから。
        
        じゃあ、どうしていないと思うの?
        いくら広かろうが、それはどうでもいい。
        というより、広いように見えるのが錯覚。
        
        地球が、生き物の、居場所。地球が。
        というより話は逆で、生き物の居場所のことを、地球という。
        生き物。もっと言えば、存在。
        存在が、実践をする、場所。それが、ここ。今我々がいる、ここ。
        地球と言って狭ければ太陽系ぐらいでもいいと思うのですが、少なくとも他の恒星とか、どうでもいい気がします。
        そんな遠くを見てる場合じゃないというか、
        いや、見ててもいいし、そこに何があっても、いいと思うんですが、
        それはちょっと、なんというか、関係ないのではないか?
        
        我々の生活圏。ここが、全体存在、とでもいうべきものの、実践の場。
        ここで、存在が、実践をしている。
        
        遠くに星が見えるような気がするのは、
        無理矢理たとえて言うなら、合わせ鏡を覗き込んで鏡像が無限に遠くに続いているように見えるようなものなのではないか?
        見えているだけで、実在しない。絶対に手が届かない。
        
        
        すると我々がいるこの場所は狭い範囲に閉鎖された空間なのかと言えば、
        その言い方は、多分、ちょっと、ピントを外している。
        閉鎖されているのではなく、むしろ、意義に満ち溢れている。
        我々は、ここで、生きている。