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◆◆ したこと: ◆◆

        マインドル本文、1stヒロ子氏のパート、第12話が完了。
        
        無事に完了しました。
        残すところあと1話。
        
        え? なんですって?
        もう一度おっしゃっていただけますか?
        残すところあと1話。
        
        おお、なんと。
        ついに、そんなところまで来たのですね。
        やった!
        本文のフォルダと詳細設計のフォルダの中のファイル数が同じぐらいになってますよ!
        壮観壮観ンン!
        ありがたいことです。
        
        
        今回のお話、着手する前から分量のことが気になっていました。
        詳細設計を見ると、淡々としたシーンがぶつ切りに並ぶような内容で、
        一話の分量としては少なくなりそうな気がして、
        本当にそのまま着手してもいいものかどうか、ためらっておりました。
        実際に着手してみたら、やっぱり少ない分量になった。
        でも別に分量を他のエピソードとそろえる必要はないはず。
        内容で区切っているのであって、分量の多い少ないにこだわる必要はないはず。
        だからこれでいいんじゃないかなと思うのですが、どうでしょう?
        うん。いいよ。
        やった! 許可が出た!
        よーし。よぉーーし。よぉぉぉーーーっし!
        ありがたいことです。
        
        
        あとね、
        えっとね、えっとね。
        なんでしたっけ?
        何を言おうとしてたか、誰か教えてください。
        
        
        あなたが幸せであって欲しい。
        目に映る全てのものが幸せであって欲しい。
        テクニカルな事情なんかに惑わされない。惑わされるものですか!
        そういうのはまた別の話。
        あなたに幸せでいて欲しい。
        
        つまりそういうことなんです。
        これを差し置いて他に言うべきことなんて、何にもあるはずがない。
        
        
        
        久しぶりに風邪を引きました。
        多少体調が優れないことはしばしばあるというか、むしろそれがデフォルトなんですが、
        明確に「これは風邪と呼ぶより他ない」と確信するに至ったのは相当久しぶりです。もしかすると小学生の頃以来かも。
        
        いや、「風邪を引く」って言葉、あんまり好きじゃないんですよ。
        昔の知人に、「ちょっと風邪引いちゃって……」ってのが口癖で、それを理由にしょっちゅう約束をすっぽかす人物がいたことが、
        この言葉に悪いイメージを持ってしまっている原因かもしれません。
        
        ベストコンディションなんてそもそもありえない。ほとんどフィクションってぐらいありえない。
        いつだってどこかに不調があるのがあたりまえで、それをやりくりして生きていく。そういうものだと心得ております。
        だからドラクエの宿屋は間違いなんですよ。
        一晩寝たら全快だなんて、冗談はおよしなさい。
        最近のは知らないですけどね。
        ひょっとして全快しなくなってたりして? それとも状態異常がやたらリアルで細かいとか。それは下手するとあり得るか。
        たとえば宿屋に泊まると、ランダムで「寝ぐせ状態」になって「気力」が低下する。ゲームとしての意味がわかりませんね。
        
        さて、風邪の話。
        のどが痛いと感じたのが最初の兆候。
        それだけならたまにあることなので特段大騒ぎはしないのですが、
        やがて鼻水が止まらなくなり、体中の関節がむずむずして、意識が朦朧とするようになってきた。
        鼻水と意識が朦朧もしばしばあることだから驚きはしないのですが、関節は新鮮な体験でした。
        風邪を引くと関節が痛くなると言いますから、これはきっと風邪なのではないかと思うに至ったわけです。
        食欲もなかった。あ、これもよくあることか。むしろ食費が浮いて助かりました。
        困ったな。
        こうして症状を個別に書き出してみると、1つ1つは普段からときどきあるようなことだったりします。
        ちっとも面白くないですね。
        
        あ、面白くはないかもですが、こんなお話はいかがでしょう。
        鼻水が止まらなくて森林資源を大量消費してたわけですが、
        そんなある日、喉の奥から血の塊が出て参りましてね、
        一瞬、ミミズの死骸かと思いましたよ。
        赤黒くて、細長くて、すごーく弾力があってね。ひょっとしてまだ生きてるんじゃないかと思って、
        あ、面白くはないですよね。ごめん。
        
        
        
        さて、そんな風邪ですが、
        どうやら今回私は風邪を体験することになっていたらしい。
        
        今回のお話の作業、体調がそういう状態という中での作業です。
        風邪だろうがなんだろうがこの作業は進めないわけにはいかない。他人からもらってる仕事と違って、この作業は風邪なんかじゃ休めないのです。
        パソコンの画面を見てると頭が痛くなってくるし、連続して身を起こしていられる時間もわずかだから、
        主に床に臥せりながら朦朧とした意識の中で言葉を確認して、起き出しては素早くテキストエディタに入力していく、
        ということを繰り返して作業を進めていました。
        そんなふうだから、症状が酷かった頃は詳細設計に書いてあった下書き風のメモをほとんどそのまま書き写してるような状態でした。
        だけど症状が軽快してくるにつれて、アドリブが増えてくる。
        予定には書いてなかったようなことを主人公が言ってくれるようになりました。
        
        作業が終盤に差し掛かる頃に思ったのですが、
        これってまさに主人公の態度の変化に一致している。
        最初は、前回の11話が終わった直後の状況の続きとして、精神的に強張っていたのだと思う。
        それが徐々に自分なりに状況を消化して理解するようになって、精神に自由度が生じてきた。
        
        つまり私は風邪という形で、主人公及び今回のお話の状況を体で体験させていただいていたのです。
        いつもながら、ありがたいことです。
        
        さて、体調はかなり軽快して参りましたが、まだ喉の痛みが残っております。
        これは一体何を意味するのか?
        残る最終話の作業が楽しみで仕方がありません。
        
        
        今日もあなたが幸せでありますように。