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◆◆ したこと: ◆◆

        マインドル本文、1stヒロ子氏のパート、第13話が完了。
        
        エンディングへのルートをさらに2つ完了。
        そして 1stヒロ子氏のパートの全本文が完了しました。
        
        今回完了した2つのエンディングうちの1つは、詳細設計の段階では予定していなかったものです。
        本文の作業をしていて、土壇場で発見されたものです。
        「こんな場面はただの興味本位であって、本質的じゃない」と思って無視していたのですが、
        やっぱり、「ここまできたなら少なくとも選択肢としてはそれも必要」ということで急遽、追加になったものです。
        
        そんな経緯なのであまり期待はしていなかったのですが、
        思いのほか、よかった。いや、すごくよかったです。
        これのおかげで「ああ、これってこういう話だったのか」と、改めて気付かされる面がありました。
        
        こういうことがあるから、やめられません。
        最高に幸せな気分です。
        
        
        もう1つのエンディングは予定通りのものでしたが、
        これも、もともとは予定になかった終わり方の1つでした。
        いわゆる普通のハッピーエンドです。一番最初の予定では、そういう終わり方は視野に入ってませんでした。
        ですが基本設計が終わったぐらいの段階で、「一応、そういうのもルートの1つとしてあってもバチは当たらないんじゃないか」
        ということで見出されたものです。
        これも、具体的なフローを探ってみると、思いのほかよかった。いや、すごくよかった。
        
        当初、こうした終わり方を視野から外していたのは「こんな終わり方をしているようでは、単なる嘘」という考えがあってのことだったと思いますが、
        出てきたフローを見てみると「これならアリだ」と思えました。
        ごまかしの快適さではなく、新たな可能性を私に示してくれる、そういう終わり方でした。
        
        この場面のイメージがあったおかげで、今まで作業を続けてくることができたとも言えます。
        そして今回、ついにその箇所の本文の作業をして、
        やはり、とてもいいものを見ることができました。
        
        こういうことがあるから、やめられません。
        最高に幸せな気分です。
        
        
        作業が終わった後、とても満ち足りた気分でした。
        こんなに満ち足りた状態があり得るということに驚くぐらい。
        思わず通りすがりの神社に突貫してチャリーンパンパンしそうになりました。寸前で思いとどまりましたけども。
        
        ですが、生きている限り続きがある。
        何かを終わらせたと思っても、実は終わってない。
        終わったと同時に、続き始めてしまう。
        それこそが、生きていることの最大にして根源的な間違い。
        
        せっかくあんなに満ち足りたのに、それでも、まだ生きてしまう。
        一体これ以上、何を続けようというのか?
        
        最高に満ち足りてしまったら、後はもう、間違うしかない。
        この先にあるのは間違いに間違いを上塗りする道。
        何をしても間違いだ。ここにいること自体が間違いだ。どこにいても間違いだ。
        
        間違うことしかできない。
        唯一の選択肢を、それでも選んでいるのは、この私なのですか?
        意識がある。
        
        そこにある願いは1つであると知ってる。
        あなたが幸せでありますように。
        せめて、今はそれだけ。
        
        
        今から何をしよう?