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◆◆ したこと: ◆◆

        マインドルの対戦パート作成
        
        学園モノと言えば次の一手問題。
        
        
        
        できました。ついにできましたよ〜。
        適当に一問作るだけなのだから、ここまで作業を進めてきたこの私の手にかかれば楽勝!
        と思っていたのに、こんなに苦労するとは思いませんでした。
        死ぬほど苦労したのに、結局死ねないとは思いませんでした。
        いや、わりと思ってましたけどね。お馴染みの同じ道。
        
        どちらの選択肢を選んでも、後は分かれ道なしの一直線で勝負がついてしまう、と思います。
        全宇宙で最もマインドルに詳しい私が言うのだから間違いありません。
        
        できれば「実戦からの出題」にしたかったのですが、
        コンピューターと対戦を繰り返しても、なかなか「ここから出題だ!」という局面が見出せず、
        結局、人工的に作った局面です。
        よく見ると「なぜこうなった?」という箇所が少々あるのですが、
        全宇宙で最もマインドルに詳しい私以外は誰も気付かないでしょうから問題なしです。
        
        ともかく今は「完成!」と言い張れる状態を目指して、後回しにしていた「穴」を埋めることが先決。
        何なら後で差し替えればいいじゃないですか、ということで、今は振り返らずに突っ走りますよ。
        
        で、その「穴」ですけど、後は何が残っているのでしたっけ?
        実はもうあらかた埋まったのではないのでしょうか?
        とりあえずこれで対戦イベントは一応全部片付いたのですよね? バランス調整は無視として。無視なのかよ。
        
        はい。バランス調整はさておき、これで一応、対戦イベントのパートも含めて、
        本文自体はすべて「埋まった」のではないでしょうか? そう言われればそんな気もします。
        おお、めでたいではありませんか。そう言われればそんな気もします。
        よーし、めでたい気がするぞ! わーいーわーい、という気がするぞ!
        
        じゃあ実際、後は何が残ってるんでしたっけ?
        まずは自殺ですよね。はい。
        自殺以外で言うと、プロローグと、エンディングのムービー的なものと、チュートリアルと、
        あとはUI回りを整えておきたい。
        
        現状、右クリックしたときのメニューがこんな状態ですからね。
        
        
        右クリックメニューって項目としては何が必要なんでしたっけ?
        イロイロ必要な機能があった気がしつつ、結局今までこのまんま来てしまってます。
        てことは、こんなもんでいいんじゃないですか? マジですか?
        別に「機能が豊富」じゃなくてもヨイではないですかということで。
        
        見た目はもうちょっと整えましょうかね。
        これではいかにも「作りかけ」な感じなので、そこだけは誤魔化そう。誤魔化すのかよ。
        
        
        プロローグはどうしようかな。
        あらすじだけでいいか。いいですよね? マジですか。どんどん手抜き街道ですね。
        要はですね、本文を読み始めるにあたってのですね、「そもそもなぜこうなったか?」という情報ということです。
        前提条件として知っておいて欲しい情報、が伝わればそれでいい。
        そういう情報を、説明的にならないように、気の利いた小エピソードを一つ……と考えてたんですが、
        だったらもう、割り切って「説明!」でいいんじゃないの?
        そう言われればそんな気がするじゃないかってやつです。悟りを開いたってやつです。エピソード仕立てにするなど煩悩!
        

        チュートリアルは実は大昔にスクリプトエンジンの動作確認を兼ねて、
        キャラクターなんとか機のキャラで作ったものがあったりします。
        このバージョンのものは多分このままお蔵入りになりそうですので、せめてSSぐらい貼っておこうではありませんか。
        
        
        
        じゃあ、これの立ち絵とセリフ回しを差し替えて完成ということにしょうかな。よし、そうしましょう。
        目処が立った気がするぞ! めでたい気がするぞ!
        
        
        
        問題はエンディングのムービー的なものだ。
        どうしようかな。
        ちなみに、なぜ「的なもの」という言い方を執拗に続けているのかと言うと、
        ガチで「ムービーぃぃ!!」なモノにするのは手に余るので、現状のスクリプトの機能で実現可能なお手軽な何か、
        という形で間に合わせられないかなと考えているからです。
        
        ええっと……? エンディングのBGMが流れてて……?
        適度なタイミングで背景画像が切り替わりつつ、素材提供元の先生方のクレジットを表示……?
        という感じでいいのでしょうか?
        こういうノベル的なもののエンディングって、どういうふうにするものなのでしょう?
        よくわかりませんが、私は天才なので何とかなってしまうのでしょう。天才って本当に便利ですね。しみじみ。
        
        それにしても疲れました。
        少し休みたい。56億7千万年ほど休みたい。弥勒先輩、来るの遅すぎ。待ちくたびれたとはまさにこのこと。
        
        
        しかし正味の話、56億年も経ったら地球はなくなってるんじゃないでしょうか?
        というか現在の地球の年齢って、科学的には一応、大体46億年ってことになってるんでしたっけ?
        それよりもさらに長いってことですよね。
        惑星が誕生して、単細胞生物が発生して、知的?生命体が地表全土に広がるまでの時間よりも長い。
        
        あるいは、その頃に「救ってあげますよ」として想定されている「衆生」と比較すると、
        現在の我々は単細胞生物以下の「お話にならない」レベルってことなのでしょうか。
        なるほど。弥勒先輩だって来る気しないわけですね。「地球? まだ "何もいない" じゃーん」とかなんとか。
        
        > しかし正味の話、56億年も経ったら地球はなくなってるんじゃないでしょうか?
        
        地球はさておき、人類に限って言えば、あと10年だって怪しい。
        10年は言い過ぎかな? じゃあ11年。干支は今年を含めてあと一周で終わりです。がびーん。
        
        > なるほど。弥勒先輩だって来る気しないわけですね。「地球? まだ "何もいない" じゃーん」とかなんとか。
        
        ところがドッコイ、我々は「いる」わけです。
        弥勒先輩のような未熟者にはわからないかもしれませんが、
        我々は、確実に、こうして、「いる」わけです。
        その程度のこともわからんヨソ者の菩薩なんてお呼びじゃない。
        
        黙っておとなしく「救わせて」やる必要なんて1ミリもありません。
        我々は我々で我々の未来を切り開いていこうではありませんか。
        人間の人間による人間のための世界を!
        
        
        とは言うものの。
        実際、このままでは、ちょっと無理かな〜、って気はします。
        
        あまりに「ドウショウモナイ」。
        あまりに救いがたい。さしもの弥勒先輩だって無理なんじゃないですか? 救えるもんなら救ってみろってんだ。
        ああ、なんだかんだと言い訳して「ちょっと待ってくれませんかねぇ、56億年ほど……」とか言ってるのは
        怖気づいたってことなのですね。
        いやいや、わかりますよ。だって見るからに「ドウショウモナイ」ですもんね。
        これで救えとか言われても、おいおい勘弁してくれよ〜、って感じですよね。
        先輩のお気持ちはよーくわかります。皆まで言うな。
        
        何が「ドウショウモナイ」かと言えば、
        そもそも、当事者自身、「どうにかしよう」という気がないってところが「ドウショウモナイ」。
        
        わざわざ苦しいことをして、他人にも苦しみを押し付けて、巻き込み、巻き込まれ、
        楽じゃないねぇ、楽じゃねぇだろ? わっしょいわっしょい! 
        などと不幸フェスティバルにウツツを抜かしてばかり。
        
        今ここに弥勒先輩が来たら、「空気が読めないやつ」として袋叩きになるに違いありません。
        そりゃ、落ち着くまでしばらく放っておこうってことになりますよね。56億年ほど……。
        
        
        
        さて。
        実際どうしたものかな。
        弥勒先輩はアテにできないとして、実際、どうしたものかな。
        我々自身で何とかするとか言って、実際、どうしたものかな。
        
        生まれてくるということは苦しんで死ぬということです。
        そもそもの始まりから、ここは呪われた世界です。
        これは「考え」ではなく、端的な「事実」です。
        
        それを承知の上で、実際、どうしたものかな。
        
        いや、むしろ、それが承知されてないことこそが、現前する諸問題の直接的契機なのではないのですか?
        まずはそこを承知してからが出発点であるはずなのに。
        しかし承知していない人に向けて「承知せよ」と言って「ガッテン承知!」などということにはならないのもまた道理。
        多くは「目を逸らす」か「行き止まりだと思ってふて腐れる」かのどちらかです。
        
        最悪のことなら既に起きてしまった。
        すべてを承知の上で、惑わされることなく、目を開けて、進んでいくことが、できないはずはないと思うのですが。
        不屈の闘志で心ある踊りを。
        
        そんなに難しいことじゃないでしょう?
        と思うと同時に、
        無茶振りにもほどがある、とも思う。
        
        
        人を救おうだなんておこがましい、と誰かが言う。
        それはその通り。しかしそんなのは悪魔の声だ。闘志を挫いて甘えさせる悪魔の声だ。
        だって、私たちの願いは、そんなことでは、ないでしょう?
        あえて私「たち」と言いました。
        
        一体いつから、ここは「地球」だったのか?
        一体いつから、この世はこのようだったのか? もちろんダジャレです。
        
        さしあたり私にできるのは心温まるダジャレを申し上げることと、あなたの幸せを願うことだけです。
        
        
        今日もあなたが幸せでありますように。