| ◆◆ 思ったこと: ◆◆ |
お葬式が しめやか なのはどうしてでしょう?
にぎやかに祝ってもいいじゃないですか。
そうしてもいい理由なら、いくらでも思いつくでしょう?
あの世に送り出してあげるとか、この世でのおつとめを終えたことへの ねぎらい とか。
でも、そうはしないですね。
少なくとも我々の文化では。
なぜでしょう?
人が死んだときぐらいは、この世の喧騒が空事だということを思い出そう、ということだったりしますか?
それとも、悲しみを盛り上げるのが目的?
悲しんでいるのは誰?
何を悲しむの?
この世の喧騒が空事だということを思い出してしまったから?
持っているつもりだったものが、実は虚仮だったと、思い出してしまったから?
何を失くしたわけでもなく、最初から何も持っていなかった。
では、どうして、そんな幻があるのでしょう?
どうして、何も無いのではなく、何かが在る、のでしょう?
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