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◆◆ したこと: ◆◆

        マインドル本文・2ndヒロ子氏のパート・第11話が完了。
        
        おお、ついに完了? やったね! やったねー!
        あと3話。もはや終盤と言ってよい。言ってよいー!
        
        
        前回、思いがけない箇所が実はヤマで、後はもう下り坂、
        だと思っていたのですが、とんでもありませんでした。
        ヒロ子氏がこんなにカッコいい人だなんて知りませんでした。
        バトルシーン。
        シビれさせてもらいました。震えが止まりません。南無阿弥陀仏。
        
        なんかね、気軽に作業できる箇所だと思ってたのですが、
        思ったより作業がはかどらなかったのですよ。
        
        それはなぜか?
        論理が破綻することを恐れていたからだと思います。
        
        ここでこんなこと言っていいの? とか、
        あれあれ? この人おかしなこと言ってますよ? とか、
        そういう心配をしてしまって、言葉が出てこない。
        
        言葉が出てこないというか、
        どんなシーンなのかはイメージはハッキリしてて、
        ヒロ子氏および敵キャラさんが、おしゃべりしてる様子が見えるのですが、
        何を言っているのか聞き取れない。
        自分の耳が信じられない。
        ええー、そんなこと言ってるの? マジで? マジじゃないよね?
        などと思うから、聞き取ったことを日本語に翻訳できない。
        
        でもそういう心配は無用なのでした。
        論理は多少破綻してるぐらいでちょうどいい。
        破綻した論理を、それと知りつつ、敢えて叫びながら突き進む。
        つじつまに戦いを挑むのだ!
        
        そのように認識した上で彼女らの声に無心で耳を傾けてみたら、
        そこには素敵な世界があったというわけなのですよー。
        
        
        ただ、問題が1つ。
        バトルシーンなのですよね。
        マインドルの。
        つまり、実際にプレイしながら、ときどきセリフが出てくる、という構成。
        
        だからプレイヤーさんがマインドルが上手じゃなくて、あっさり負けてしまったら、
        せっかくの素敵なやりとりが、途中で終わってしまうのです。
        もちろんその逆もあります。
        AIさんがマヌケだと、威勢のいいことを言ってるのに拍子抜けです。
        
        いっそ、実際にプレイするのではなく、全部文章に置き換えてしまってはどうかと思うぐらいです。
        
        
        この問題はこのシーンだけでなく、このソフトウェアそのものの根本に関わることです。
        マインドルの対戦と、ストーリーパート、という組み合わせ。
        これら2つのパートは、実はあんまり相性が良くないのではないのか?
        途中で対戦パートが発生するせいでストーリーが読めなくなってしまう、という不満が発生するのではないか?
        
        なので、対戦パートの難易度は、基本的にユルめに統一しておくのがいいのかな。どうなのかな。
        うん、きっとそうなのだと思う。

        対戦パートがもたらし得る悪影響は2通り。
        
        ・難しすぎて、そこで詰まって、ストーリーの続きを読めなくなる。
        ・簡単すぎて、白けてしまう。
        
        後者の方が「マシ」であろう、という判断。
        本当ですか? 本当ですか?
        
        
        理想は、AI が賢く手加減して、そこそこ盛り上がりながらも最後はプレイヤーに華を持たせる、
        という展開に誘導してくれると、いいですよね。いーぃですよねぇー。理想。
        
        強すぎるよりは弱すぎる方がマシ、とは言い切れない、というのは、
        あんまりマヌケな負け方を AI がするようだと、ゲームの存在意義を疑われてしまう。
        これ、ゲームになってないんじゃないの? と。
        そうなってくると、このストーリーの中でこのゲームをしていることに対しても、白けた印象になってしまうのではないか。
        それは残念なことだと思うのです。
        それぐらいなら、強すぎる設定にしておいて、「どうしても勝てないときは設定ファイルを改造してね」などと書き添えておく。
        (いや、これはアリだ。「本当は強い」わけだから)
        
        いずれにしても、AIを、広い意味で賢くする必要があるようです。
        うまく手加減できる賢さが欲しい。
        現状は、マヌケです。
        結構強いと思ってたのですが、弱点が見つかってしまった。
        それとも私が上手になった? それは楽観的すぎます。
        
        なんかね、単純な攻めを防いでくれない。
        まともに戦うと強いのですが、ナメて適当に攻めると、あっさり崩れる。非常にイヤな弱さだ。
        
        強い AI を作るのが目的ではなく、人間の遊び相手としてそこそこであってくれればいい。
        だけど、マヌケでは困る。
        現状は? マヌケ。
        ああ、なんてこと、なんてこと。
        もっと言ってください。
        マヌケ。マヌケー。
        ああん。