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◆◆ したこと: ◆◆

        マインドルのスクリプト入力・3rdヒロ子氏の第14話が完了。
        
        できたぜ。
        これでスクリプトに関しては一応、全ルート全話が完了。
        いやぁ、感慨深い。
        
        しかし感慨深いような工程になるというのは予定外だったのですよね。
        本文が完了したのっていつでしたっけ? 半年ぐらい前なんじゃないですか? 気が遠くなります。
        スクリプトなんて本文をちょろっとコピペしてエイヤっと気合をかければドロンッとできあがるはずだった。
        ところがいつまでたってもドロンのドの字も起きないまま、
        エイヤエイヤと言い続けて、ついにここまで来てしまった。
        千里の道を一歩ずつ歩いてしまった。
        
        やり始めの頃、こんなペースじゃ半年ぐらいかかってしまうぞ? どうにかしなければ!
        と思ったものですが、結局本当に半年ぐらいかけてここまで来てしまった。
        いやぁ、感慨深い。
        
        あとはどうやって地球を逆回転させて元の位置に戻すか、ですね。
        エイヤっと気合をかければドロンッと元の位置に戻ってくれることでしょう。問題ない。
        言っておきますが、私が半年かけたのではなく、地球が勝手に太陽のまわりを半分回ったんです。
        まったく勝手なことをしてくれるものです。これだから最近の地球ってやつは。
        
        と、いうふうにですね、思うところはですね、なにかとですね、あるのですけどね、
        ともかくできたのですから、まずはそこを感慨深がっておこうではありませんか。
        そうですね。スクリプトのエンジンとして、大きなバグもなく、想定通りに動いてくれました。よいことです。
        それというのも、ひとえにこの私のプログラミングテクニックの優秀さのおかげです。
        ありがたいことです。私は私に足を向けて寝られません。ヨガー。
        
        さて。
        これからどうしようかな? 死のうかな?
        終わったぜ! という感覚と、まだ終わってないぜ! という感覚が同居しています。家賃を折半しています。

        どういうことか?

        終わったぜ! というのは、そりゃあ千里の道を歩いた直後ですからね。
        一酸化炭素を腹一杯吸い込んで一休みしたくもなるというものです。
        まだ終わってないぜ! の中身は何でしょう?
        今までやってきたのは物量的な作業ですからね、その間、ずっと後回しにしてきたものがある。
        ついにそれが終わった今、後回しにしてきた作業に向き合うときがきたということです。血がたぎる。
        ところで今思ったんですけど、「たぎる」って「血」にしか使いませんよね?
        血以外のものをたぎらせてはいけないのでしょうか? 皿とか。
        お風呂をたぎらせる。あ、言いますね。言いますね。「煮えたぎる」ってやつです。
        よし。血以外のものもたぎらせてよいということがわかった。皿だってたぎっていい。

        それで物量的な作業が完了した今、どのような作業に向かうことが可能となったか?
        主に2つです。
        立ち絵。試合の思考処理。
        どっちも楽しそう。じゅるじゅる。うっ、よだれが。
        まとめて食べてしまいたいのはヤマヤマですが、ひとつずつ片付けていきましょう。
        よーし、じゃあ先に立ち絵だ。
        なぜか?
        立ち絵が入ると、ぱっと見の完成度が跳ね上がるであろうから、です。
        このページにスクリーンショットだって載せられるかもしれない。ワクワクさんのお通りだ。

        作業全体の方針として、ともかく「一応できあがり」の状態になるように急ぎたいと思っております。
        細かいことを言い出すとキリがありませんが、最低限、私以外の人が触っても一通り「見れる」状態にしたい。

        思考処理の方は一応、現状でも動いてないわけではなくて、それでどうしてもダメというわけではないですからね。
        大体こんなもん、と言い張れば言い張れないこともない。
        
        それに対して立ち絵の方は現状ハリボテです。縦長の白い楕円形にキャラ名が書いてある。
        このままでは、人に見せる前に催眠術をかけておかねばならない。
        これは美少女だ、これは美少女だ、これは美少女だ……わお! 美少女だ! ドキーン!
        いや、漫画的な絵を見てそれを何らかの人物であると受け取るのも、広い意味で催眠術のようなものなのかもしれません。
        きっと昔のエジプトの人はピラミッドの壁に描いてあるような、あの横向きの人物画を見て萌えていたのでしょう。
        現代の我々の文化では、大変悲しいことですが、白い楕円形にキャラ名が書いてあるだけでは催眠術にかかってくれないのでした。
        しかし我々の文明にはコミPo!とGIMPというイノベーティブなソリューションがあるのだ。皿がたぎるぜ。
        
        それはさておき、まだ一酸化炭素を吸い足りない。
        少なくとも血と皿を正確に使い分けることができてしまう程度には吸い足りない。
        今なら手首を切っても皿が出る心配はない。
        しかし千里の道を歩いた直後だというのに、こんなものではまだまだ全然足りません。
        もっとだ! もっと一酸化炭素を持ってこい!
        一時はカフェインを飲めば飲むほど眠くなるというオシャレな逆転現象が訪れていたというのに、
        さっきお茶を飲んだらバキーンと目が覚めてしまいました。イジワル! てめぇの皿は何色だ!
        
        どうしようかな。
        死にたいのはヤマヤマですが、死んだらこの作業ができなくなってしまいますからね。それは困る。
        肉体があるのはなぜかと言えば、この作業をするためにあるのでした。
        つまりどういうことかと言うと、あなたの幸せを願っている、ということです。
        
        今日もあなたが幸せでありますように。